主な職歴

1984年4月 三井銀行に入行
2012年4月 三井住友銀行 執行役員に就任
2014年4月 同社 常務執行役員に昇任
2017年3月 同社 取締役 兼 常務執行役員
2017年4月 同社 取締役 兼 専務執行役員
2018年4月 同社 専務執行役員
2018年4月 三井住友フィナンシャルグループ 執行役専務
2019年3月 三井住友銀行 取締役 兼 専務執行役員
2019年4月 同社 取締役 兼 副頭取執行役員
2019年4月 三井住友フィナンシャルグループ 執行役副社長
2023年4月 三井住友銀行 副会長
2023年6月 トヨタ自動車株式会社 取締役（現任）
2024年4月 三井住友銀行 上席顧問
2024年6月 TBSホールディングス 社外監査役（現任）
2024年6月 TBSテレビ 監査役（現任）
2024年7月 アレス・マネジメント・アジア・ジャパン株式会社 会長
2024年7月 Ares Asia パートナー（現任）
2024年8月 アレス・マネジメント・アジア・ジャパン株式会社 代表取締役会長（現任）

プロフィール

1988年に慶應義塾大学を卒業後、現三菱UFJモルガン・スタンレー証券にて金融キャリアをスタート。証券業務に従事した後、アカデミアに転身し、一時期は大学にて「経営学概論」および「生活情報論」などを講義。以降20年以上にわたり、マクロ経済・金融市場の動向分析をはじめ、戦略的企業経営、地域金融機関のガバナンス改革、さらには個人の資産形成およびアセットマネジメント分野に至るまで、広範な領域を対象に分析・研究を行っている。

これまで、民間金融機関、上場企業、報道機関、地方自治体、商工団体などが主催する講演会・セミナー・研修において、累計3,000回以上の講師実績を有する。

メディア活動としては、テレビ朝日「やじうまプラス」、BS朝日「サンデーオンライン」、フジテレビ「ホンマでっかニュース」、大和証券情報TV「エコノミ☆マルシェ」などにレギュラー出演し、現在はマーケット・経済専門チャンネル『日経CNBC』にてレギュラー・コメンテーターを務める。

また、執筆活動として『現代用語の基礎知識』（貯蓄・資産運用欄）や、日経BizGateにて「先読み・深読み 経済トレンドウォッチ」連載なども手がけている。

主な著書

「財産見直しマニュアル」（ぱる出版）
「外貨でトクする本」（ダイヤモンド社）
「一人勝ちの『株』作戦」（ＫＫベストセラーズ）　
「株に成功する技術と失敗する心理」（ＫＫベストセラーズ）　　
　 「硬派の戦略投資」（角川ＳＳＣ）
「ＦＸチャート『儲け』の方程式」（アルケミックス）
「はじめてのＦＸ『儲け』のコツ」（アルケミックス）　
「日本経済沈没！今から資産を守る３５の方法」（西東社）　ほか多数

主な講演テーマ

「どうなる？日本経済　どうする？企業経営」
「東京五輪開催で日本経済と企業経営はどうなる？どうする？」
「好機到来の日本経済〜求められるダイバーシティ経営」
「世界のマネー潮流を知り、明日の経済の行方を読む！」
「アベノミクスの真の目的と今後の行方を考える」
「『第３幕』を迎えた！？アベノミクスとの向き合い方」　ほか

主な職歴

田中先生は研究を得意とし、世界の投資市場に幅広く関与してきました。JPモルガン・チェースでの経験を通じて、利益と名声だけでなく、投資市場の実務と洞察に対する理解を深めました。

40歳にて「安全マージン」理論を提唱し、資本保護を最優先とする投資思考を重視するように強調してきました。この理論は、資本の安全を確保しつつ収益を追求する方法を体系化したもので、多くの投資家にとっての基本的なスキルと認識を変革するものとなりました。

JPモルガン・チェースを退社後、田中先生は数多くの日本の投資家との交流を持ち、市場の心理を更に理解する機会を得ました。彼の市場心理に対する研究は、特に「株式市場心理学」において顕著であり、これが後のCME Groupでの戦略アナリストとしての活動の基盤となりました。在籍中、彼は「スプレッド理論」を提唱し、この理論は出来高、価格変動、価格の変動時間、及び空間を基に、投資商品の価格差を予測するもので、投資家にとっての利益を追求する重要な要素となっています。